RT日記

武蔵野での生活。

2018年5月13日(日)

 嫌な夢を見た。ウディ・ハレルソン扮する警官(?)にビルから救出される夢だ。どうやら殺人者が迫ってるらしく、張りつめるような緊張感のなかでビルを脱出するのだが、途中のエレベーター内部で凄惨な死体を見てしまう、という内容である。夢ってなんなんだろう。そもそもなんでウディ・ハレルソン。刑事姿似合ってたけど。というかまんまスリー・ビルボードの格好であった。

 さっとサラダと弁当作って出勤。新聞を読めていない。月曜にまとめて読まなくては。急に朝飯を食べたからか、下痢に耐えつつ午前を終える。

 最近お腹を下すことが多い。痛みは伴わないんだけどゆるゆるである。最初は野菜の食べすぎかと思ってたんだけど、だんだん油の取りすぎのような気がしてきた。サラダに使うヴィネクレットソースをかけすぎなのではないのか。そういえば子供の頃から油への耐性が弱かった。ケンタッキーフライドチキンも全然好きじゃなかったし、天やを食べたらたいてい具合が悪くなった。ただしファミチキはめっちゃ好きだった。ファミチキが一番油の質悪そうなのに。ともかく、これをドレッシングかけすぎ仮説とし、後日検討する必要がある。

 日曜日、母の日。なんだかじわじわと売れていった印象。

 イケメンの男の子と化粧濃いめの女の子のカップルがシャトー・ド・フュイッセのマコン・ヴィラージュ 2015を買っていってくれた。シャルドネはすっぱいイメージを持っているようで苦手意識があるようだったけどこれを機にシャルドネの印象が変わってくれれば嬉しい。

 母の日にプレゼントしたいといっていた綺麗な女性。オルメーラビアンコとロイマーのリースリングロイザーベルクも紹介したなかでジャン・ルイ・シャヴィのブルゴーニュ・ブランを選んでくれた。そしてお寿司とあわせるということでベビードール スパークリング ブラッシュ。テイスティングで出したフレッド・ロイマーのリースリングを美味しそうに飲む姿が素敵だった。またきてくれたら嬉しい。

 接客業は名前の知らない人たちと話す連続だ。その人たちが、ほぼ他人である僕たち販売員にほんの少しだけ見せてくれる顔と一緒に「飲みたいワイン」を探していく。とても繊細で頼りない試みだと思う。でもその頼りなさやデリケートさ、一回性の強い性格だからこそ立ち上がる類のものもあるんじゃないのかな、あるといいな、と思っている。どうすればその類のものが出るのかはわからないけど、そもそもそれがどういうものなのかさえ掴めていないけども、でもせめて、それが立ち上るようにするためには、一回一回の接客を、真剣にやる他ないのではないだろうか。しっかりと耳と目を働かせ、相手のことを理解できると思い込まず、しかし理解しようと努力する。力みすぎず、ユーモアを忘れず。それを何度も繰り返すしかない。何事も「練習」と「型」なのだ。

 八百屋で馬鹿でかいケールがあったので買ってしまう。野菜と卵を買って社長に卵を割られる。酔っ払っていたので帰り道に油そばを食べて(美味しかった)ツタヤでDVDを借りて帰宅。面白いことが言える人間になりたいのでお笑いのDVDを借りてきたけどこんなやつが面白いことなんて言えるようになるはずがないよなぁと我ながら思う。なので関係なく、笑うために借りてきたことにする。彼女と電話したけど酔っていたので話した内容はほぼ忘れてしまった。